甘酒にアルコールが入っているかどうか気になっている方は少なくないでしょう。子供や妊婦の方に飲んで欲しいけど、アルコールは大丈夫?と思っている方は、ぜひ本記事を読んで疑問を解決してください。 甘酒は栄養豊富で健康や美容のための習慣に最適です。内側から元気に、美しくなりたい方や身体のバランスを整えたい方はぜひ注目してみてください。 本記事では、酒粕甘酒と米麹甘酒の効果の違いや酒粕甘酒のアルコールを飛ばす時間や方法にも触れています。また、ノンアルコールの米麹甘酒、『準甘』についても紹介しています。詳細は以下からチェックしてみてください。 次長課長 河本準一プロデュース 飲みやすい米麹甘酒はこちら ※記事内に記載されている商品の価格は公開日時点のものです。 アルコール入り甘酒とノンアルコール甘酒の効果の違い 甘酒には酒粕から作る酒粕甘酒とお米から作る米麹甘酒の大きく2種類があります。それぞれ作り方や成分はもちろん、美容や健康への効果が異なります。以下では、酒粕甘酒と米麹甘酒の違いと効果について解説します。アルコールを含むかどうかについても解説しているので、参考にしてください。 米麹甘酒の効果 ごはんやおかゆに米麹と水を混ぜ、発酵させて作られるのが米麹甘酒です。砂糖を含みませんが、自然な甘味をしっかりと感じることができます。アルコールは一切含まないため、子供や妊婦の方も飲むことができます。 米麹甘酒には、オリゴ糖や食物繊維、アミノ酸、マグネシウム、カリウムなどの栄養素を含み、腸内環境の改善、疲労回復などの効果が期待できます。 お米をブドウ糖に分解するため、すぐにエネルギーになってくれる点もポイントです。満腹感を感じられるため、ダイエット中の置き換え食に選ぶ方もいます。また、ブドウ糖は病院の点滴にも含まれるほど栄養豊富な成分です。 アルコールなしの甘酒を探している方には米麹甘酒がおすすめです。 酒粕甘酒の効果 酒粕甘酒は、日本酒の粕を絞り、砂糖と水を混ぜて作ります。疲労回復や美肌効果、免疫アップが期待できるタンパク質やビタミンB群を豊富に含みます。 酒粕甘酒の原料となる酒粕は100gあたり約8%のアルコールを含みます。そのため、妊婦の方や子供が飲むことはできませんが、日本酒が好きな方から愛される独特の風味を持ちます。リラックスタイムのお供にもおすすめです。 甘酒の原料について詳しくは以下の記事で詳しく紹介しています。気になる方はぜひチェックしてください。 甘酒の原料は?米麹甘酒と酒粕甘酒の違いや添加物についても紹介! 酒粕甘酒のアルコール度数はどれくらい?強さをチェック 酒粕甘酒のアルコール度数は、基本的には1%以下です。基本的に甘酒に含まれるアルコールの量は飲酒運転に該当する量ではないとされています。 酒類は「アルコール分1.0%以上」と定義されています。酒粕甘酒は「酒」という文字がついているものの、アルコール分が1%以下であり、清涼飲料水に分類されます。ちなみに、ビールのアルコール度数は、3~6%です。 甘酒のアルコール度数は、一般的には酒気帯び運転や酒酔い運転に該当するほど高いとは言えませんが、アルコールに対する反応は人それぞれです。アルコールが苦手な方や、体質的に合わない方の摂取量については主治医と相談することをおすすめします。 また、酒粕甘酒の商品によってはアルコール濃度が1%を超えるものもあるようです。商品ごとにパッケージを確認するようにしましょう。手作りでアルコール濃度がわからない場合も注意が必要です。 甘酒と飲酒運転については以下の記事で詳しく解説しています。気になる方はチェックしてみてください。 甘酒を飲むと酔う?アルコールの有無や飲酒運転になるのかを解説! 簡単!甘酒のアルコールをしっかり飛ばすコツと時間目安 酒粕甘酒を飲みたいという方の中には、健康面などの理由からアルコールを飛ばしたいと考えている方もいるでしょう。甘酒のアルコールを飛ばす方法・時間を紹介します。酒粕甘酒で酔うのが不安という場合も、ぜひ以下を参考にしてください。 アルコールの飛ばし方 アルコールの沸点は約78.3℃です。アルコールを飛ばす時間を明確にするのは困難ですが、基本的には、甘酒のアルコールは5分以上沸騰させることで飛ばすことができます。80℃以上で3分~5分の加熱でも良いとされています。また、少量の甘酒であればレンジで数回温めることでアルコールを飛ばせる場合もあります。いずれにせよ、途中で何度かかき混ぜながら、温めるのがポイントです。 アルコールが飛んだかどうかの確認方法 アルコール濃度は部分的に異なり、完全に飛ばすことは難しいかもしれません。アルコールがきちんと飛んでいるか不安な場合は、アルコールチェッカーを使いましょう。運転前などはとくに注意するようにしてください。 アルコールチェッカーは通販サイトやホームセンターで購入できることが多いので、確認してみましょう。 また、酒粕甘酒のアルコールが飛んでいるかどうかが気になる場合、米麹甘酒を選ぶという方法もあります。米麹甘酒にアルコールは含まれていないため、妊婦の方や子供も安心して飲むことができます。 アルコール入りの甘酒のおすすめ摂取方法とレシピ アルコールは5分以上沸騰させることで飛ぶ可能性が高いことを紹介しました。以下では、アルコール入りの酒粕甘酒のおすすめの摂取方法や簡単なレシピを紹介します。自分に合う甘酒の摂取方法を探してみましょう。 酒粕甘酒のおすすめの摂取方法 酒粕甘酒の魅力は何といってもその風味です。日本酒が好きな方であれば、風味をなるべくそのまま楽しみたい方が多いでしょう。 おすすめは、あたためたとしても、甘酒の温度を60℃以下にとどめること。アルコールによる風味はもちろん、栄養素が損なわれることがありません。酒粕が持つ豊富な栄養をそのまま受け取りたい方は、温めすぎに注意してください。 一方、アルコールを避けた方が良い健康状態の方には、アルコールをしっかり飛ばすための工夫が必要です。本記事で紹介しているアルコールの飛ばし方もぜひ参考にしてください。 アルコールの風味をそのまま楽しみたい場合 アルコールの風味を楽しみたい方にはシンプルなアレンジがおすすめです。 60℃以下にあたためた甘酒に刻んだチョコレートを入れる甘酒チョコレートや、甘酒にすりおろしリンゴとリンゴジュースをプラスする甘酒リンゴなど、酒粕の風味を残したアレンジを楽しんでみてください。 アルコールはなるべく飛ばしたい場合 酒粕甘酒のアルコールを完全に飛ばすことは難しいと心得ておきましょう。場所によってムラが出てしまう可能性もあります。なるべくアルコールを飛ばしたい場合は、以下で紹介する粕汁など長時間煮込む料理に使うのがおすすめです。野菜もたくさんとれて、健康的な一品が出来上がります。 他にも肉じゃがやシチューなどの煮物や手羽先などの焼き料理に活用することが可能です。砂糖やみりんの代わりに、調味料として甘酒を取り入れてみてください。 また、米麹甘酒なら、砂糖不使用で自然な甘みとコクを加えることができます。甘酒を砂糖代わりに使う方法について気になる方は以下の記事も参考にしてください。 甘酒は砂糖の代わりになる?レシピや目安の量を紹介! 酒粕甘酒の粕汁 粕汁を作る際は、具だくさん味噌汁を作るイメージで材料を用意しましょう。人参や大根などのお野菜に油揚げ、ブリのあらなどがおすすめです。600mlの水、料理酒大さじ2杯と材料を鍋に入れ、中火にかけます。途中であくを取り、10分程度煮込みましょう。具材が柔らかくなったら、味噌大さじ2杯と甘酒約100gを溶かし入れます。味見をしながら丁度良い味になるよう調整してください。最後に刻みネギをのせれば、完成です。 酒粕甘酒のクリームシチュー 粕汁を作る際と同じような手順で、コクのある酒粕甘酒のクリームシチューを作ることができます。人参やじゃがいも、キノコ類や焼き鮭を入れるとさらに美味しく出来上がります。水300ml、甘酒150mlを鍋に用意して沸騰させます。具材が柔らかくなるまで煮込んだ後、シチューのルーを40g溶かしましょう。盛り付けた後、刻みネギを散らすのもおすすめです。 妊婦の方や子供は酒粕甘酒を控えた方がいい? 酒粕甘酒はアルコールを含むため、妊婦の方や子供が飲むことはできません。既製品の場合は、商品パッケージをしっかり確認するようにしましょう。アルコールに弱い方や運転前の方も控えた方が良いでしょう。 しかし、甘酒は「飲む点滴」と呼ばれるほど健康や美容にメリットが多く、習慣として取り入れたいと考える方は少なくありません。リラックス効果やリフレッシュ効果も高いドリンクです。 求める効果によっておすすめの甘酒は異なりますが、米麹甘酒であれば、妊婦の方や子供でも飲むことができます。薄めて、少量ずつであれば、赤ちゃんに飲んでもらうこともできます。ノンアルコールの米麹甘酒が気になっている方は、以下で紹介する『準甘』もぜひチェックしてみてください。 アルコールが入っていない準組の米麹甘酒 準組の米麹ドリンク『準甘』(糖度:26度)はノンアルコールで砂糖も不使用の米麹ドリンクです。優しい甘さのため、妊婦の方や子供にもおすすめです。国産米と米麹だけを使用している点も安心できるポイントです。 準組の米麹ドリンク『準甘』(糖度:26度)はしっかりとコクがあるため、調味料としての活用やアレンジレシピにも使いやすいでしょう。甘酒習慣を取り入れてみたい方は、以下のリンクから詳細を確認してみてください。 米麹甘酒(糖度26度)の詳細を見る 子供や妊婦の方はノンアルコールの米麹甘酒を|まとめ 今回は、甘酒にアルコールが入っているのかどうかについて解説しました。酒粕甘酒にはアルコールが含まれますが、米麹甘酒はノンアルコールです。子供や妊婦の方などアルコールが飲めなくても、米麹甘酒なら安心して飲むことができます。 酒粕甘酒にはタンパク質やビタミンB群が、米麹甘酒にはブドウ糖や食物繊維が豊富に含まれ、どちらも健康や美容に高い効果が期待できます。自分に合う甘酒を、飲み方を工夫しながら、毎日の習慣に取り入れてみてください。味に飽きてしまった時はアレンジレシピや調味料としての活用も可能です。 甘酒を習慣化して、内側から身体を整えていきましょう。記事内でも紹介したアルコールなしの甘酒である準組の米麹ドリンク『準甘』(糖度:26度)の詳細は以下のリンクからチェックしてみてください。 次長課長 河本準一プロデュース 飲みやすい米麹甘酒はこちら ※記事内に記載されている商品の価格は公開日時点のものです。