甘酒の原料は?米麹甘酒と酒粕甘酒の違いや添加物についても紹介!
ほっこりと心を落ち着けてくれる甘酒。寒い季節になると、甘酒を飲みたくなる方がさらに増えることでしょう。
健康効果も期待できる甘酒ですが、その原料は何なのかご存じでしょうか。今回は、甘酒の原料、米麹甘酒と酒粕甘酒の違いや添加物について紹介させていただきます。
甘酒の原料について知り、さらに深く甘酒を楽しんでみてください。
※記事内に記載されている商品の価格は公開日時点のものです。
甘酒に使われている原料は?
甘酒として有名なものには、大きく分けて2種類あります。米麹甘酒と酒粕甘酒です。2種類の甘酒にはいくつもの違いがあります。まずは、以下でそれぞれの原料を紹介します。
米麹甘酒
米麹甘酒は、ごはんやおかゆに米麹、水を混ぜて、発酵させて作ります。米麹は、蒸したお米に麹菌をかけて培養させ、作ることができます。味噌づくりなどをする際に使用するため、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
米麹甘酒にアルコールは入っていません。お米をブドウ糖に分解して作るため、甘くて腹持ちが良いといわれています。ブドウ糖は病院の点滴にも含まれることから「飲む点滴」ともいわれています。米麹と水のみですっきりとした味に仕上げるものもあります。
酒粕甘酒
酒粕甘酒は、日本酒の粕を絞り、砂糖と水を混ぜて作ります。酒粕を使うため、多少なりともアルコールが含まれ、お酒の風味が好きな方に人気です。原料である酒粕に約8~9%のアルコールが含まれています。
酒粕に甘味はなく、酒粕甘酒は砂糖を加えて作るため、米麹甘酒よりもカロリーは高くなります。縁日や神社などで振舞われるものの多くは酒粕甘酒であり、少量のアルコールを含むため、注意しましょう。
その他(乳酸菌発酵甘酒・玄米甘酒)
今回紹介した米麹甘酒・酒粕甘酒以外にも、米麹甘酒に乳酸菌を加えて発酵させる乳酸発酵甘酒や玄米と米麹で作る玄米甘酒があります。乳酸菌発酵甘酒は文字通り、乳酸菌を摂取できる点がメリットです。
玄米甘酒は米麹甘酒のような真っ白の甘酒ではなく、やや茶色っぽい色味に仕上がります。他にも、黒麹甘酒や紅麹甘酒があります。
米麹・酒粕甘酒の魅力や違い
先程紹介したように、米麹甘酒と酒粕甘酒は作り方にも味にも違いがあります。どちらも私たちの身体に良い効果をもたらしてくれるといわれています。
もちろん、甘酒が健康や美容にもたらす効果は人によって異なります。自分が求める効果を得られる方を選んでみてください。以下で米麹甘酒と酒粕甘酒それぞれの魅力を紹介します。
米麹甘酒の魅力
米麹甘酒は、ノンアルコールで飲みやすいため、妊婦さんや子どもでも飲めるところが大きな魅力でしょう。健康的に甘酒を楽しみたい方におすすめです。
米麹甘酒には脳のエネルギーになるブドウ糖が含まれており、疲労回復効果が期待できるといわれています。効率よくエネルギーを作ることができるということです。
また、米麹甘酒にはオリゴ糖や食物繊維が含まれているため、腸内環境の改善にも効果的です。米麹甘酒に含まれるビオチン、コウジ酸、アミノ酸も美容に良い効果が期待できます。
酒粕甘酒の魅力
酒粕甘酒の魅力はなんといっても風味や味わいでしょう。温めることでアルコールの風味をさらに楽しむことができます。
酒粕甘酒には、ビタミンB群が豊富に含まれるのもポイント。代謝や美肌にメリットが多い成分です。酒粕には疲労回復や免疫力アップにつながるアミノ酸も多く含まれています。酒粕甘酒には、たんぱく質も多く含まれるため、プロテインの代用品としてもおすすめです。
食物繊維やミネラルも含まれているため、甘酒を習慣化することで健康面へのさまざまなメリットがあるでしょう。
一般的な市販の甘酒に含まれる添加物
市販の甘酒には添加物が含まれていることがほとんどです。添加物を入れることで保存できる期間が長くなる、色味や綺麗になる、とろみがつくなどのメリットがあるからです。一方で、添加物がもたらす健康問題について気になるという方も多いでしょう。以下で市販の甘酒に含まれていることが多い添加物について紹介します。
酸味料や香料
酸味料と表記されるものには、クエン酸、乳酸、L-酒石酸、リン酸などの添加物が含まれます。これらの酸味料は、甘酒に風味を出す目的で使われることがあります。
酸味料や香料などの添加物の中には私たちの身体に悪影響を与えるといわれているものが多数存在します。例えば、リン酸はさまざまな種類があり、オルトリン酸塩は骨粗しょう症リスクの向上やイライラの原因となることが懸念されています。他にも、重合リン酸塩は腎臓疾患の原因となるといわれています。
甘酒以外にも多くの食品で、風味や旨味を出すために使用されているのが酸味料や香料です。酸味料や香料の中には、安全とされる天然由来のものもあるため、必ず確認するようにしましょう。
増粘安定剤
水に溶けるか分散するかで粘稠性を生じる高分子物質を増粘安定剤といいます。
増粘安定剤のうち、少しの量でも高い粘性を示すものを増粘剤、液体をゲル化できるものをゲル化剤、粘性を高め、食品成分を安定させることを目的とする場合は安定剤とよびます。
添加物に増粘安定剤と記載があり、詳細がわからない場合は注意が必要です。中には危険性が報告されているものもあります。甘酒を選ぶ際は成分表示を確認するようにしましょう。
自分に合った甘酒の選び方
甘酒は、種類やメーカーによってさまざまな味、風味、効果を楽しむことができます。以下では甘酒の選び方を紹介します。どの商品を選べば良いのかわからないという方は、甘酒を購入する際の参考にしてください。
アルコールの有無
甘酒をアルコールの有無で選ぶ方は少なくありません。子どもや妊婦さん、禁酒中の方などでも楽しむことができます。アルコールが制限されている方や、飲めない方に、甘酒はぴったりです。
市販の常温保存のものにもノンアルコールの甘酒はあります。アルコールの有無は表記をよく確認して選ぶようにしましょう。
添加物の有無
先程紹介したように、甘酒には多くの添加物を含む商品があります。しかし、最近では身体に悪影響があるかも知れないという理由から添加物を避けたいという方も増えています。そんな方には無添加の甘酒がおすすめです。
『準組』は厳選されたお米から作る無添加の甘酒です。飲みやすく、優しい甘さにこだわりたい方はぜひチェックしてみてください。
美容や健康への効果
美容や健康のために甘酒を飲むという方は少なくありません。代謝アップや美肌には酒粕甘酒が、腸内環境から綺麗になりたい・美肌にもアプローチしたい方には米麹甘酒がおすすめです。米麹には妊婦さんに必要とされている葉酸も含まれています。
他にも、甘酒に含まれるペプチドには、血圧を下げる効果が期待できるといわれています。血圧でお悩みの方も、ぜひ日常に甘酒を取り入れてみてください。ダイエットがしたい場合は、1日に1食を甘酒に置き換えてみても良いでしょう。
忙しい毎日でも、美容と健康へのアプローチを取り入れていきたい方に、甘酒はおすすめです。
疲労回復への効果
疲労回復のために甘酒を習慣として取り入れる方もいます。米麹甘酒は、ブドウ糖やビタミン群の効果で疲労回復が期待できます。また、甘酒のほっこりした味は疲れた心身を癒してくれるでしょう。
なんだか最近疲れているなぁ...と悩んでいる方は、ぜひ甘酒をゆっくり飲む時間を1日の中に作ってみてください。ただし、カロリーのとりすぎを避けるべく、甘酒の適切な摂取量である100ml~200mlを守るようにしましょう。
甘酒で疲れを癒しながら、明日も頑張るための活力をチャージしましょう。
砂糖不使用・無添加の美味しい準組の甘酒
さて、甘酒には砂糖や添加物を多く含むものもあることを紹介しました。以下で紹介する準組の甘酒は砂糖不使用で無添加です。ノンアルコールの米麹なので幅広い世代にお楽しみいただけます。ぜひチェックしてみてください。
米麹ドリンク『準甘』500ml×2本(糖度:26度)
しっかりと甘さを感じたい方には糖度26度の『準甘』がおすすめです。準組STOREで販売する米麹甘酒の中でもっとも糖度が高く、優しい甘さが口いっぱいに広がります。
甘さは感じられるのに、砂糖不使用なのが嬉しいポイントです。栄養素が豊富なため、「飲む点滴」といわれる甘酒。1日頑張りたい日の朝にも、疲れを癒す夜にも合う甘酒です。
健康的と癒しの甘酒ライフを|まとめ
甘酒は求める成分のものを選ぶことで健康に良い効果を期待できます。疲れがたまっている時や心身ともにリラックスしたい時にも甘酒はおすすめです。
オンラインショップ準組STOREでは、お笑い芸人の河本準一が育てたお米、そのお米から作った米麹ドリンクを販売中です。伝統製法を大切にしながら、試行錯誤を重ね、現代人の健康ニーズを満たせるような商品をつくっています。
ぜひ成分にこだわって、美味しい甘酒を忙しい毎日の中に取り入れてみましょう。砂糖不使用で無添加の甘酒は『準甘』がおすすめです。公式サイトからぜひ覗いてみてください。あなたも1日の中に甘酒タイムを取り入れて、心身ともに休息してみませんか?