ほんのり甘くて、心までホッとさせてくれる甘酒。寒い時期に飲むと特においしいですよね。美容や健康づくりに役立つとされる甘酒ですが、飲み始めてからどのくらいで効果を感じられるかご存じですか? この記事では甘酒で得られる効果と、1ヶ月飲むことで実感できる体の変化、甘酒の種類とおすすめの飲み方を解説します。 ※記事内に記載されている商品の価格は公開日時点のものです。 次長課長 河本準一プロデュース 飲みやすい米麹甘酒はこちら 「飲む点滴」と言われる甘酒の期待できる美容・健康効果 甘酒は「飲む点滴」と例えられるほど、さまざまな栄養成分が含まれています。ここでは甘酒を飲むことで期待できる美容や健康効果をまとめました。 美肌・美髪づくりに役立つ 肌や髪を美しく保ちたい方に甘酒はとてもおすすめです。甘酒に含まれるビタミンB2は健康な肌や髪をつくる働きを持つとされ、ビタミンB6には肌の代謝をサポートする効果があるといわれています。 肌荒れが気になる方、年齢とともに肌の調子が下がってきていると感じる方は、1日コップ1杯の甘酒を飲むことを習慣するとよさそうですね。 疲労回復効果が期待できる 甘酒には脳のエネルギーになるブドウ糖、体力アップに効果的なアミノ酸に、エネルギー代謝の促進に役立つといわれるビタミンB群も豊富です。 甘酒をつくるのに用いる麹(こうじ)は麹菌という“良いカビ”からできるもので、麹菌には体に取り入れた栄養分を効率よくエネルギーに変える効果があるのだとか。疲れを感じているとき、元気を出したいときにも甘酒はとても役立つのです。 腸内環境改善に効果的 甘酒には食物繊維もいっぱい。腸内環境を整えてくれるため、便秘に悩む人は積極的に甘酒を飲んでみてください。 腸内にいる善玉菌の餌になるオリゴ糖が含まれるのもうれしいポイント。腸には免疫をつかさどる細胞がたくさん住んでいるため、腸内環境が整うと免疫力の向上も期待できます。 おなかの調子が気になる方、季節の変わり目に体調を崩しやすい方にも甘酒はおすすめしたいドリンクです。 血圧が高めの人にもおすすめ 甘酒に含まれるペプチド(複数のアミノ酸がつながってできたもの)という分子には、血圧を下げる効果が期待できるといわれています。 血圧を下げるためには適度な運動や禁酒・禁煙、塩分を控えめにするといった行動が推奨されますが、これらにくわえて甘酒を飲むのもおすすめですよ。 ダイエットの手助けにも! 便秘は肥満の原因のひとつ。便秘になると腸内の悪玉菌が増えて腸内環境が悪くなり、血行不良や冷えを引き起こすことがあります。結果、体がむくみやすくなったり、代謝が下がったりして太りやすい体になってしまうのです。 前述したとおり、甘酒を飲むと腸内環境が整います。よって甘酒はダイエットにも効果的なのです。 また、甘酒は腹持ちがよいため、食前や小腹が空いたときに飲むのもおすすめ。ほどよい満腹感を得られるため、ごはんやおかず、おやつをうっかり食べすぎるのを防いでくれますよ。 次長課長 河本準一プロデュース 飲みやすい米麹甘酒はこちら 飲む前に知っておきたい米麹と酒粕の違い 甘酒にはいくつかの種類があります。ここでは米麹からつくる『米麹甘酒』と、酒粕からつくる『酒粕甘酒』の違いとそれぞれの特徴をまとめました。 米麹甘酒の特徴 米麹とは、蒸したお米に麹菌の種をふりかけて発酵させたもの。米麹甘酒は、米麹にお湯を混ぜ、50~60℃の保温状態を保ったまま5~6時間放置すると完成します。 炊飯器を使ってつくる方法では、まずお米を柔らかめに炊き(お粥でもOK)、水と米麹を入れて混ぜ、フタは空けた状態で濡れたふきんをかけて保温モードで5~6時間放置すればできあがりです。 一般的に「飲む点滴」といわれているのは米麹甘酒です。含まれる栄養素は以下になります。 栄養素 期待できる効果・効能 ブドウ糖 疲労回復/脳のエネルギーになる ナイアシン エネルギー生成/アルコール分解 ビオチン 皮膚や粘膜、髪の健康維持/アレルギー症状緩和/食欲抑制 コウジ酸 シミやそばかすの発生抑制/美白効果 アミノ酸 体力アップ/筋力アップ/免疫力向上/美肌づくりなど 食物繊維 便秘解消/腸内環境改善 ビタミンB1 疲労回復/糖の代謝サポート ビタミンB2 皮膚や髪、粘膜の健康維持/脂質の代謝サポート ビタミンB6 たんぱく質の代謝サポート/肌のターンオーバーを促す 葉酸 赤血球の生成サポート/細胞の生産・再生を促す パントテン酸 エネルギーの代謝サポート/抗ストレス作用 米麹甘酒にアルコールは含まれないので、子どもや妊娠中・授乳中の方も安心して飲むことができます。 口の中にふわりと甘さが広がる上品な味わいをしていますが、これはお米由来の甘さです。つくる過程で砂糖は使いませんので、砂糖の摂取を控えている方にも米麹甘酒がおすすめだといえるでしょう。 次長課長 河本準一プロデュース 飲みやすい米麹甘酒はこちら 酒粕甘酒の特徴 酒粕は、日本酒をつくる工程でできる『もろみ』から日本酒を搾ったあとに残る搾りカスです。 酒粕甘酒は、沸騰させたお湯に酒粕をちぎり入れて溶かし、砂糖で味を整えてつくります。お好みでおろし生姜や塩を入れるのもおすすめです。 米麹甘酒のように温度管理をしながら放置する工程がないため、自宅でつくるなら酒粕甘酒のほうが簡単でしょう。酒粕甘酒には以下のような栄養素が含まれています。 栄養素 期待できる効果・効能 たんぱく質 筋肉や臓器、血液など体を構成する組織の素になる 炭水化物 体や脳を動かすエネルギーの産生 ペプチド 血圧下降/冷え性改善 ミネラル 骨や歯の生成/筋肉や神経の働き調整 アミノ酸 体力アップ/筋力アップ/免疫力向上/美肌づくりなど 食物繊維 便秘解消/腸内環境改善 ビタミンB1 疲労回復/糖の代謝サポート ビタミンB2 皮膚や髪、粘膜の健康維持/脂質の代謝サポート ビタミンB6 たんぱく質の代謝サポート/肌のターンオーバーを促す 葉酸 赤血球の生成サポート/細胞の生産・再生を促す パントテン酸 エネルギーの代謝サポート/抗ストレス作用 米麹甘酒とは異なり、酒粕甘酒には度数1%未満のアルコールが含まれます。また、砂糖を入れて甘さを出しているのも大きな違いです。 甘酒を1ヶ月飲み続けることで得られる効果や変化とは? 甘酒によって体に変化が出始めるのは、一般的に飲み始めて2週間~1ヶ月後だといわれています。 1ヶ月ほど飲み続けると、多くの人が便通改善や美肌効果を実感するのだとか。食前や間食代わりに飲んだ結果食べる量が減り、くわえて腸内環境の改善したことから、体重が減ったというのもよく聞く体験談です。 なお、効果の出方には個人差がありますので、早い人はもっと早く、遅い人だと1ヶ月では効果が実感できない可能性がある点は覚えておきましょう。 甘酒を毎日飲んで効果を実感できるタイミングはいつから? 甘酒を1ヶ月飲み続けたのにこれといった効果が感じられないと、不安になってしまうでしょう。 甘酒は即効性のある薬ではないため、「いつから効果が出る」と明確に言い切れるものではありません。とはいえ甘酒にたくさんの栄養素が含まれるのは事実です。 すでに甘酒を飲んでいるけれど効果を感じられない人は、もうしばらく甘酒を飲み続けてみてはいかがですか? 適切な量を正しく飲んでいれば、まずは体の中から、次に目に見える形で少しずつよい方向へ変わっていくはずですよ。 甘酒のおすすめの飲み方や摂取量はどれくらい? 毎日の生活習慣に甘酒を取り入れるなら、より効果的な飲み方や適切な摂取量を知っておく必要があります。それぞれ以下に詳しくまとめました。 目的の効果に応じて飲む時間を決める まずは「どんな目的で甘酒を飲むのか」を考えましょう。すっきり目覚めたい、朝から元気に動きたいなら朝起きてすぐに飲むのがおすすめです。 午後の集中力を高めたい方は、昼食時に飲んでみてください。夜に飲む甘酒は、腸内環境の改善や便秘解消に効果的です。また、睡眠中は肌の新陳代謝が活性化するため、美肌効果も期待できます。 ダイエット目的なら小腹が空いたときに間食として甘酒を飲むか、1日のうちどこか1食を甘酒に置き換えてもよいでしょう。 なお、空腹時に飲む甘酒は血糖値を急上昇させるため要注意です。気になる方は以下のような工夫をしながら甘酒を飲んでみてくださいね。 ・食事のあとに飲む ・1日の適量を守る ・1日分の甘酒を少量ずつ、複数回に分けて飲む 1日に飲んでよい甘酒の量はどのくらい? 甘酒の適切な摂取量は、1日につき200ml(コップ1杯程度)までです。200mlまでであれば1日の中で数回に分けて飲んでもかまいませんので、飲みやすい量と回数で続けてみてくださいね。 米麹甘酒のカロリーは100mlあたり約80kcalです。(※酒粕甘酒は使われている砂糖の量によりカロリーが前後します) 飲みすぎによってカロリー過多になると反対に太ってしまう可能性もあるため、必ず適量を守って飲むようにしましょう。 次長課長 河本準一プロデュース 飲みやすい米麹甘酒はこちら 甘酒に飽きたときに役立つアレンジレシピ 毎日甘酒を飲み続けていると、どこかのタイミングで飽きてしまうかもしれません。そんなときにおすすめの甘酒のアレンジレシピを3つ紹介します。 甘酒コーヒー ほろ苦いコーヒーに甘酒のまろやかな甘みが加わり、優しい味に仕上がります。癖になる1杯です。 材料(1人分) 甘酒・・・150ml インスタントコーヒー・・・ティースプーン1~2杯分 作り方 温めた甘酒をマグカップに注ぎ、インスタントコーヒーを入れてよく混ぜます。 甘酒ヨーグルト 爽やかな風味にコクがプラスされた飲みやすい1杯です。甘酒やヨーグルトを単体で飲むのが苦手な方もお試しください。 材料(1人分) 甘酒・・・100ml ヨーグルト(無糖)・・・50g 作り方 コップに甘酒とヨーグルトを入れてよく混ぜましょう。ヨーグルトのようにスプーンですくって食べたい方は、甘酒とヨーグルトを1:1で混ぜるとちょうどよい固さになります。 甘酒ミルクティー 体にじんわりと染み渡る優しい甘さが魅力。寒い季節に飲むと体が芯から温まりますよ。 材料(1人分) 甘酒・・・50ml 水・・・50ml 牛乳・・・50ml 紅茶ティーバック・・・1つ 作り方 鍋に水を入れ、沸騰したら紅茶ティーバッグを入れてフタをして蒸らします。ティーバックを取り出して甘酒と牛乳を注ぎ、鍋の縁に小さな泡がふつふつと出てくるところまで温めたら完成です。 (※ティーバッグの煮出し時間は商品により異なるため、パッケージを確認してください) 甘酒習慣を始めるあなたにおすすめ!準組の米麹甘酒 準組STOREでは、お笑い芸人の河本準一が育てたお米や米麹ドリンクを販売しています。 ここまで解説してきたとおり甘酒は栄養満点です。「健康のためになにか始めたい」と考えている方は、1日1杯の甘酒から始めてみてはいかがでしょうか。 当店おすすめの米麹甘酒をご紹介します。 次長課長 河本準一プロデュース 飲みやすい米麹甘酒はこちら 米麹ドリンク『準甘』500ml×2本(糖度:26度) 準組が販売する甘酒の中でもっとも糖度が高い商品。「本当に砂糖が入っていないの!?」と驚くほどのこっくりとした甘さが特長です。 過去に大病を患った経験のある河本準一が心を込めてつくった1本。おやつどきの小腹満たしや、疲れたときのエネルギー補給にいかがでしょうか。 26度の甘酒はこちら 甘酒で健康な体づくりを!1ヶ月飲めばうれしい効果がたくさん│まとめ 1日たった1杯で体にはさまざまな効果をもたらしてくれる甘酒。疲労回復に便秘解消、美容にダイエットなど、あらゆる悩みを解決に導いてくれる万能ドリンクです。 この記事で紹介した甘酒の効果に興味がある方は、まずは1ヶ月飲み続けてみてはいかがですか? 適切な摂取量を守り、ときにはアレンジを楽しみながら、おいしくて楽しい甘酒習慣を始めてみてくださいね。 甘酒ページはこちら